大阪市の総合病院「大阪急性期・総合医療センター」は10月31日、院内のシステムに障害が発生したと発表した。ランサムウェアによる攻撃の可能性があるといい、緊急性の高い手術や診療以外の対応を停止している。11月1日以降の対応については病院の公式サイトで随時告知する。 関連記事 USBメモリ、メモ、ノートPC……紛失事案が目立った10月セキュリティまとめ 問題は隠さず即報告を 10月には、各地でUSBメモリやノートPCを紛失したとの報告が相次いだ。いつ何を紛失したか判然としないケースや、紛失からしばらく報告しなかったケースが見られた。本記事では、電子機器などの紛失事案を中心に、10月に起きた情報セキュリティニュースを振り返る。 量子科学技術研の病院がUSBメモリ紛失 患者情報3300人分入り 使用したまま医師離席、戻った時には見当たらず 量子科学技術研究開発機構(QST)は、医療部門のQST病院