民主・前田議員が公認辞退 小沢代表、記者会見で発表2008年10月16日0時35分印刷ソーシャルブックマーク 前田雄吉衆院議員緊急会見する民主党の小沢代表=16日午前0時24分、東京・永田町の民主党本部、林敏行撮影 民主党の小沢代表は16日未明、党本部で緊急会見し、マルチ商法業者から多額の金銭を受け取り、業界を擁護する国会質問をしていた前田雄吉衆院議員=比例東海=から(1)次期総選挙の民主党の公認を辞退する(2)次期総選挙には立候補しない(3)民主党の党籍を離脱したい――との申し出があり、受け入れたことを明らかにした。 前田議員をめぐっては、自らが代表を務める二つの政治団体が04〜07年、多数のマルチ商法業者らから少なくとも1156万円の講演料と献金を受け取っていたことが明らかになった。業界が資金提供した4年間、前田議員は毎年、業界を擁護する国会質問を重ねていた。07年11月に経済産業省か