2011年02月13日17:32 カテゴリ業と因縁について 業と因縁について(2)生まれ変わりはあるか? 業とは一般的には、 「どうにもならない」という宿命観による意味に使われているようですが、 ここで考えなければいけないのは、 仏教の中には生まれ変わるという輪廻の根本原理を主軸とした 考え方が強いようです。 つまり過去世において、 Aが生まれて、その世渡りの為の色々の所作をして命を終ったのですが、 長い時間と空間の後に再びこの世に生まれる。 そして前世の所作の結果を受けてこの人生を渡り生活をしていく内に、 来世の因を作っていくのです。 このように流転して流れていくものと考えているようです。 過去世において因をつくり、 今世において果を受け、 また今世の所作は未来世の果の原因となっているような解釈をしています。 ただ、ここで考えてみたいことは、 これが同一人物であるか否かです。 霊の世界で