おいしさの裏側で増え続けるコーヒーかすの廃棄量 朝のリフレッシュに、おやつタイムに、仕事の合間の息抜きに、コーヒーを飲むのが好きな人は多い。特にコーヒー豆から挽いて淹れるコーヒーの香りや味は格別だ。しかしおいしいコーヒーを楽しんだあとには、必ずかすが残る。このコーヒーかすの廃棄量は世界的な問題になっている。例えば、コーヒー好きの人が多いことで知られるイギリスでは、国内で1日あたりに飲まれている量がコーヒーカップにしてなんと9,800万杯。そこから出されるかすの量は年間約50万トンにも及ぶという。この膨大なコーヒーかすを廃棄処分すると、多くの温室効果ガスが排出され多くの埋立地も必要となる。この問題に着目したのが、同国のスタートアップ企業bio-bean社だ。 コーヒーかすからバイオ燃料を生み出す bio-bean社では、なんと廃棄されるコーヒーかすからバイオ燃料を作っている。きっかけは、同社