地域は理念よりも感情で動くんだなぁ、と感じることがある。 会議の場では質問や意見が出なかったにもかかわらず、後から「実は…」と反対意見を耳にすることがある。また、内容ではなく発言者に対する感情(好き・嫌い)によって賛成・反対を決めているような場面を見ることも度々だ。声の大きな人の意見に従ったり、その場の空気を読んで発言を控えたり。この繰り返しの結果として、本当は望んでいない方向に進んでしまうこともあり得る。そうなると、後はただ従うだけ。そこに主体性や自発的な活動は生まれにくい。 沖縄県知事選挙の投開票日が近づいてきた。今回の選挙では、告示前から「デマ」が話題になった。その背景には、応援する候補者を当選させたいと思うあまり対立候補者の落選運動に力を入れるという状況があるように思う。それにしてもデマはいけない。誤った情報がインプットされると適正に判断することが難しくなってしまうからだ。しかし、