非常にポジティブな内容だった。70分くらいまでは、どちらが日本でどちらがイングランドか分からないくらいだった。フィジカルが落ちてからは、コレクティブなプレーができなくなってしまった。この場合、ゲームコントロールが鍵となるだろう。それから、(勝つという)意思も大事だ。 (ポジティブな面は)まず、阿部が良かった。これまで(千葉時代は)厳しく指導してきたが、今日は褒めてやろう。長谷部ともうまく連係をしていた。自信を持ってほしい。長友と今野も、サイドからの崩しという意味で、よく走った。岡崎と大久保も、テリーやファーディナンドをリスペクトしすぎず、いいプレーをしていた。川島については、新しいGKが見つかったという意味で、日本にとって大きな収穫だったと思う。今日の試合は日本人のいいところが出た試合だった。もっとも、本番では自然とテンションが上がる。その状況を理解して、不用意な行動は慎むべきだろう。