第88作目となるNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』が、好調なスタートを切っている。初回の視聴率は20.1%(ビデオリサーチ社調べ・関東地区)。初回から20%を超えたのは、2006年の『芋たこなんきん』以来、7年ぶりとなる。最近では期間平均視聴率が20%を超えた『梅ちゃん先生』も初回は18.5%だったので、それだけ『あまちゃん』は放送前から注目されていたということだ。 「ウレぴあ総研」でこの記事の完全版を見る【動画・画像付き】 その理由は、やっぱり脚本が宮藤官九郎だということが大きかったと思う。あの宮藤官九郎がNHKで脚本を書く!? しかも朝ドラ!? それだけで見てみようと思った人は多かったはずだ。ということで、今回はそんな宮藤官九郎が手がける『あまちゃん』の出だしを検証しながら、今後の展開を占ってみよう。 クドカンワールドを残した上での朝ドラ昨年の春、宮藤官九郎がNHKの朝ドラを書くと