2021年8月19日のブックマーク (3件)

  • アフガニスタン覚書

    たぶん専門の人から見るといろいろ間違っていると思う。 アフガニスタン国土現在の国境線は英領インドとロシア(とペルシア)との緩衝国として残ったもの。ほぼ乾燥した山。 国民山がちな国土もあって民族構成は複雑。パキスタンにまたがるパシュトゥーン人(最大勢力)・バローチ人、タジキスタンにまたがるタジク人、テュルク・モンゴルの血を引くハザーラ人、トルクメニスタンにまたがるトルクメン人、ウズベキスタンにまたがるウズベク人、その他イラン系、テュルク系を中心に多民族が混在している。 パシュトゥーン人アフガニスタンとパキスタンにまたがる民族。アフガニスタンでは4割程度を占める。山間部ではパシュトゥーンワリという独特の復讐感や名誉感を重んじる割と血なまぐさい掟に従っている。 政治背景氏族社会が強い、最後の王ザーヒル・シャーの時代ですら氏族長会議が後ろ盾だったし、今(2004年憲法)でも上院・下院の上に氏族長の

    アフガニスタン覚書
  • コロナ禍で自分の能動的行動が失われて気付いたこと - 人間とウェブの未来

    今週は夏休みなのですが、久々にコロナ禍の1年半を通して自分が色々考えたことをつらつらと書いてみようと思います。 コロナ禍になって最初の半年ぐらい、2020年の夏頃まではある程度これまで通り自分の研究を続けたり、毎日研究のコードを書いたりできていました。もちろん、自分は研究者であるので、ある程度裁量がある一方で、自ら能動的に新しい研究を続けることが仕事でもあるからです。その辺りはもう一つのブログを日誌にしているので今見てもよくわかります。 ところがその辺りから、どうもこれまで当たり前にやり続けてきたことに対して手が動かなくなってきました。これまで、研究をしたりコードを書くことは楽しくて、何のためにと考える前に、国際会議が次々ときたり、国内のアカデミアの活動が波のように押し寄せるので、それに乗り続けられるように自然と行動し続けていました。しかし、コロナ禍でその波がそもそも来なくなってしまいまし

    コロナ禍で自分の能動的行動が失われて気付いたこと - 人間とウェブの未来
  • VTuberの海外人気はかつての「ファンサブコミュニティ」に支えられている

    のアニメが海外で現代ほど公式に展開されていなかった頃、海外のアニメファンは違法にアップロードされた海賊版で日のアニメを視聴する場合がほとんどでした。しかし、そうした海賊版でキャラクターがしゃべっているセリフはすべて日語音声なので、海外の人には理解できません。そこで、日語を理解できる有志がセリフを翻訳した「ファンサブ」といわれる非公式の字幕が海賊版につけられました。 日を中心に活躍するバーチャルYouTuber(VTuber)の海外ファンコミュニティは、このファンサブを制作するコミュニティによって支えられている部分があると、GamerBravesのライターであるアミラル・アドラン氏が解説しています。 How Vtuber Fansubs Made Their Own International Communication - GamerBraves https://www.gam

    VTuberの海外人気はかつての「ファンサブコミュニティ」に支えられている