ブックマーク / qune.jp (2)

  • ソースコード解析におけるアタリのつけ方とか(その1)

    仕事でプログラムを書いていると,デバッグ以外に他人のソースコードを読む機会がたくさんあるわけですけれど,大抵の場合,漫然と読んでいるのではなく目的があります。例えば,字句解析する際のバッファ管理の方法を知りたいから GCC を読むとか,ベクタオブジェクトの描画系はどうやってるんだろと思って,Inkscape のソースを読むとかいった具合。もちろん,それらが最適なプログラムとは限らないわけですけれど,他の人の考え方を取り入れるには,下手な能書きが書かれたを読むよりも,ソースを読む方が手っ取り早かったりします。 で,ま,目的をもってソースを読むわけですけれど,この場合,まずもって目的のソースにたどり着けなくちゃいけません。全然関係ないところを読むのは時間の無駄ですから。この点,巷には,ソースの読み方をあちこちで紹介しているわけですけれど,あたしはあまりこゆ読み方はしていない気がします。例えば

  • レガシーなコードに絶望する新人君の話

    新人君が入ってくる時期なので,偉そうに書くぞシリーズ。 某所でソフトベンダに入社した新人君が恨みつらみを書いているのを見て,少し暗い気持ちになってしまいました。その人は C++ の規格やプログラミングテクニックにかなり精通しているようで,ソフトベンダで書かれている「レガシーで時代遅れなコード」に苛立っているみたいでした。俺は一生こんなレガシーな糞コードを書いて,凡人として過すのか……とか云々。 ま,その気持ちも分からなくはないんですよ。実際,あたしもそう考えていた時期があって,このサイトでも不満を吐露する記事を書いた覚えがある。今も不満はある。入社後10年以上たっても,いまだにそういう考えを持っている同僚もいる。んなもんで,あたしゃそういう人を洗脳するつもりはないし,諭すつもりもありません。 もっとも,そゆ人もせっかく凄い技術を持っているのだから,ちょっと処世術というか気持ちの持って行き場

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