昭和映画の名匠だった小津安二郎の言葉が、このところ胸に浮かぶ。 「人間は少しぐらい品行は悪くてもいいが、品性は良くなければいけないよ」 これは小津の生き方の芯であり、人を見る基本でもあったらしい。小津の求めた品性とは、いわば精神のたたずまいであろう。「品行は直せても品性は直せない」としばしば口…
これが首相が約束した「うみを出し切る」ことなのか。 財務省が、辞任した福田淳一前事務次官にセクハラ行為があったと認め、減給処分に相当するとの見解を発表した。 ところが、その説明は到底納得できるものではない。 財務省によると、福田氏は依然として疑いを否定している。しかし、問題の日にテレビ朝日の女性社員と1対1で飲食したことは認めた。そして女性側の主張を覆すだけの反論をしていない。だからセクハラがあったと判断した。これをもって調査は終了する――というのだ。 つまり具体的な事実を認定しないまま、とりあえず処分だけして幕引きにするという話である。大型連休が終わるころには世間の関心も薄れるだろう。そんな下心がのぞく。 もう一つ見過ごせないのは、財務省が「調査に時間をかけすぎることも被害者保護上問題だ」とコメントした点だ。被害者の人権を踏みにじる言動を重ねた揚げ句に、「被害者保護」を理由に調査の打ち切
野党の大半が欠席したまま、政府・与党が衆院の本会議と厚生労働委員会で、働き方改革関連法案の審議に入った。安倍首相の言う「丁寧な説明」とは正反対の振る舞いだ。一体、誰のための改革なのか。 首相は今国会を「働き方改革国会」と呼び、関連法案を最重要課題に位置づけてきた。何としても成立させないと、政権の求心力が低下しかねない。そんな首相のメンツにこだわった、国民不在のやり方ではないか。 すべての働く人たちの命と健康に関わる話だ。不安に丁寧に耳を傾け、熟議を重ねてより良い案に練り上げるのが政府・与党の責任だ。数の力で押し切ることは許されない。 森友・加計問題や防衛省・自衛隊による情報隠蔽(いんぺい)などで後ろ向きな対応を続ける政府・与党に対する野党の反発で、国会全体がいま不正常な状態だ。 だが、厚労委ではそれ以前の今月半ばから、大半の野党が欠席のまま審議を進める異常事態が続いている。働き方改革をめぐ
開催日:2024年07月01日(月)~08月31日(土) 開催時間:詳細は愛知県社会福祉協議会ボランティアセンターのHP(外部リンク)をご覧ください。 おてらおやつクラブは、夏休みを含む7月1日(月)~8月31日(土)の期間に、ひとり親世帯へ各地のお寺...
政府は27日、自衛隊のイラク派遣の際の活動報告(日報)に記載があった「戦闘」の言葉について、自衛隊法で定義される「戦闘行為」の意味で用いられた表現ではないとする答弁書を閣議決定した。立憲民主党の逢坂誠二衆院議員の質問主意書に答えた。 日報の記述については、昨年7月の衆院予算委員会でも、安倍晋三首相が「(憲法の要請との関係で)定義を決めている戦闘行為とは違う意味で、一般的、いわば国語辞典的な意味での戦闘という言葉を使う、これはあり得る」と答弁していた。 今回の答弁書は、「国語辞典的な意味での戦闘」について、自衛隊法などで「国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷し又は物を破壊する行為」と定義する「戦闘行為」とは異なるものとした。
「2年で2%インフレを達成する」と豪語していた岩田規久男と共に、達成時期も消えてしまいました。 物価2%達成時期示さず、20年度も1.8%見通し=日銀展望リポート https://t.co/38sWdhu6Ea — ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2018年4月27日 焦点:日銀の政策判断、「景気重視」強まる 物価2%達成時期を削除 https://t.co/1y57HnyJSN — ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2018年4月27日 日銀は27日に公表した「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で、黒田東彦総裁の就任以降、記載を続けてきた物価2%目標の達成時期を削除した。 1月のこの箇所が、 今回の物価の見通しを従来の見通しと比べると、概ね不変である。2%程度に達する時期は、2019年度頃になる可能性が高い。 4月はこうなっています。 2
「申し訳ございません。もう満員札止めでございます。4時から並んだ方も大勢いらっしゃって、578人しか入れないもので……。用意したお詫びの紙もなくなっちゃって……」 まだ開場前、しかも雨だというのに、東京・杉並区の「セシオン杉並」には多くの人だかり。前売り券はなく先着順のため、“札止め”と言っているにもかかわらず、夜7時の開演に合わせて、会場に人が増え続ける。なかには「区職労」なんて幟まであって、メーデーの日比谷公園と見紛うよう。 何ごとかと思えば、文部科学省の前事務次官・前川喜平氏(63)の講演会である――。 *** 速報【疑惑の鹿児島県警】内部情報を受け取った“とある記者”とは何者か “キーマン”のネットメディア代表が舞台裏を明かす「まさか報道機関にガサに入るとは」 速報悠仁さまの進学先は結局どの大学に? 「東大に合格すれば”特別扱い“」との指摘も ――4月3日は福島県南相馬市で講演し、
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