ウクライナの首都キエフ近郊で訓練を受けるウクライナ軍の予備役(2021年12月25日撮影)。(c)Sergei SUPINSKY / AFP 【12月29日 AFP】ウクライナの首都キエフ郊外の森で、迷彩服に身を包んだ予備役にロシア兵役が襲いかかる。予備役はカラシニコフ(Kalashnikov)銃の模型で応戦。周りでは模擬発煙弾が発射される。 緊急時に招集される予備役には、建築家や研究者、学生などさまざまな市民が登録している。 19歳の大学生、ダニール・ラリン(Daniil Larin)さんは休憩中にAFPの取材に応じ、「敵が攻めてきたら(中略)何をすべきか国民全員が知っておくべきだ」と話した。 ラリンさんら50人は12月のある日、ロシアの侵攻を想定した訓練を行うため、キエフ郊外の閉鎖された旧ソ連時代のアスファルト工場に集まった。 ウクライナ政府によると、ロシアは国境付近に約10万人の部隊