Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)は、写真や文章、多様な表現を通じて、世界中の人々が対話に希望を見いだせる世界観を伝えていきます。国家・人種・宗教・性別など、あらゆる境界線を乗り越えた平和な世界を目指して。
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2022年8月5日、イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザ地区への空爆を開始。武装組織「イスラム聖戦」への「対テロ作戦」という名目のもと、3日間の空爆により少なくとも44名が命を落としたとされる。7日、エジプトの仲介により両者は停戦に合意したが、緊張は続いている。ガザ地区在住、現地取材パートナーのAysarさんに緊急リポートを寄稿頂いた。 攻撃は8月5日の午後に始まりました。金曜日の昼食後、多くの人がうたたねをする時刻に攻撃が始まったのです。私も自宅で昼寝をしていました。爆発の衝撃で目を覚ました私は、「やっぱり始まったか……」と思いました。パレスチナ自治区で活動する組織「イスラム聖戦」の幹部が、今月8月1日に、ヨルダン川西岸地区のジェニンという街でイスラエル軍に身柄を拘束され、両者の緊張が高まっていたのです。 イスラエルはガザ地区で活動を続ける「イスラム聖戦」の武装部門「Al-Quds Bri
中国が2022年6月に輸入したロシア産原油の輸入量がサウジアラビア産を上回り、国別輸入量で2カ月連続の首位になったことがわかった。中国海関総署(税関)のデータによれば、6月のロシア産原油の輸入量は前年同月比9.5%増の728万6000トン、5月は同54.8%増の841万9000トンだった。 平時であれば、中国の原油の輸入価格はロシア産もサウジ産も大きな差はない。だがロシアのウクライナ侵攻が始まって以降、両者の価格差は月を追うごとに拡大している。 具体的には、中国が6月に輸入したロシア産原油の平均価格は1バレルあたり94.6ドル(約1万2946円)と、サウジ産の同116.6ドル(約1万5957円)より18.8%も安かった。2カ月前の4月は、ロシア産とサウジ産の価格差は9.2%だった。 欧米諸国の対ロシア制裁が影響 一方、2022年上半期を通じて見ると、中国が輸入した原油の最大の供給国は依然と
東京電力が福島第1原発でたまり続ける「処理水」の海洋放出に向け本体工事に入った。 早ければ来春にも放出を始める考えだが、風評被害を懸念する漁業者らの反対は依然、根強い。消費者の不安にも応えられていない。 そんな中での着工に反発や疑問の声が出るのは当然である。まして政府や東電は2015年、「関係者の理解なしにはいかなる(処理水の)処分もしない」との約束を地元漁業者と交わしている。 海洋放出に賛成や「やむなし」とする人ももちろんいる。だが、このまま放出に突き進めば地域に深刻な分断を生み、今後の復興や廃炉作業にも禍根を残しかねない。 政府や東電にはより一層説明を尽くし、理解や信頼の醸成を図るよう強く求める。 福島第1原発では事故で溶け落ちた核燃料(デブリ)を冷やすため、いまも注水を続けている。雨水や地下水もデブリに触れ、毎日大量の汚染水が発生している。 東電はこれをくみ上げ、専用装置で放射性物質
きょうは長崎に原爆が投下されて77年となる日である。6日、広島で岸田文雄首相は「核兵器のない世界」を「理想」と述べ、核兵器禁止条約に一言も触れなかった。核抑止力からの脱却を求める松井一実広島市長、湯崎英彦広島県知事との落差が際立った。「核兵器のない世界」を遠い「理想」としてはならない。危機は目の前にある。一刻も早く「現実」とする決意が求められている。 ウクライナに侵攻したロシアの核の威嚇が危機感を高めている。米の国連本部で開催中の核拡散防止条約(NPT)再検討会議で、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の和田征子事務局次長が演説し、核保有国とその同盟国に対し「不誠実さと傲慢(ごうまん)さのために、人類全体が核戦争の瀬戸際にあることを認識すべきだ」と訴えた。沖縄もまた、核戦争の瀬戸際にあると認識しなければならない。 米統治時代、沖縄には1300発の核兵器が配備・貯蔵されていた。1959年
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