ビタミンK不足で認知機能が低下? ビタミンKの摂取不足が認知機能の低下と関連していることを示唆するデータが報告された。 東京都健康長寿医療センター研究所の井上聡氏、東浩太郎氏らの研究によるもので、詳細は「Frontiers in Nutrition」に2022年1月31日掲載された。 ビタミンKは、血液凝固の必須因子としての役割が最初に見いだされていた脂溶性ビタミンで、その後、骨代謝にも関与することが明らかになり、それらの作用を用いた疾患治療薬が臨床応用されている。 さらに近年、ビタミンKレベルが認知機能に関連している可能性が報告され始めている。ただしそれらの研究では、ビタミンKレベルを専門的な検査で測定していたり、食事調査からビタミンK摂取量を推測するという手法を用いており、汎用性や精度の問題があった。 これに対して井上氏らは、既に国内で骨代謝関連検査として保険適用されている「低カルボキ
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