金子金五郎(http://www.shogi.or.jp/syoukai/bukko/kaneko.html)なんて誰だかよくわからん、というのがこのブログの大半の読者なのは承知のうえで、僕が金子金五郎のことを書くのは、「一局の将棋」という無限の広がりを持つ対象を、有限の字数、読者の有限の時間にマッピングさせる見事な芸を、金子金五郎が持っているからである。1902年生まれの金子金五郎が1990年に逝去した後、将棋解説という文章の技芸において、「一局の将棋」という無限を有限にマッピングすることにおいて、誰も金子の域に到達していない。どうも僕はそういう技芸に深い関心があるらしい。金子から何かを学びたい、と痛切に思う。ものを書くということにおいて。 たとえば、インターネットについて、グーグルについて、Web 2.0について、ウェブ進化について、はてなについて、近藤淳也という一人の人物について・・
2006年03月19日20:20 カテゴリ書評/画評/品評Blogosphere ブロガーのための三部作 これを見て、この三部作を改めて紹介せずにはいられない。 高校生のための- 梅田 卓夫 ・ 清水 良典 ・ 服部 左右一 ・ 松川 由博 jkondoの日記 - 興味を持ったことだけでも相手に伝える褒めるとか立派な意見を言う、とかまで行かなくても、「面白かった」とか、さらに言えば「読んだ」とかだけでも相手に伝えることに価値があるよなあ。うち「高校生のための文章読本」は以前のentryで紹介したことがあった。が、これは繰り返して紹介するだけの価値がある一節なので再び引用させていただく。 「高校生のための文章読本」pp.208 良い文章とは 自分にしか書けないことを だれが読んでもわかるように書いた文章 単純な「禿同」とか「氏ね」という反応は、確かに2.は満たしてはいる。しかし1.を満たして
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