3か月前にサンフランシスコに引っ越して以来、Uberを利用するようになった。 Uberは、日本でも最近サービスを開始したので、既知の人もいるかもしれない。いわゆる白タクの配車サービス1で、時価170億ドル(1兆7千億円)という破竹の勢いの会社だ。スマホアプリでさくっと呼べて、すべてクレジット決済なので財布を出す必要すらない。乗用車の運転手が下手で横柄で短気で自己中心的でマジファックな人が多く、なんといっても駐車スペースが枯渇しているサンフランシスコでは、Uberは欠かせない存在になりつつある。アクセスの悪いところへ行くときや、夜、歩いて帰るとカツアゲにあいそうな時にも重宝する。 ぼくは運転手に話しかける癖があり、それはUberの白タクでも一緒だ。そしてもっぱら最近の話題は、W杯である。 🚖 運転手マリーシオさんの場合 —ワールドカップ見てます? —もちろん見てるよ —でも運転してるでしょ