DeNAのキュレーションサイト問題をめぐり、外部の専門家でつくる第三者委員会がまとめた報告書(3月13日公表)は、著作権侵害や薬機法など、法的問題について言及している。さらに、いわゆる「プロバイダ責任制限法」の適用についても、「不適切であったと言わざるをえない」と厳しく指摘している。 DeNAのキュレーション事業が大きくなるについて、同社のカスタマーサポートには、画像や記事を盗用されたことについての問い合わせが増えていたようだ。報告書によると、DeNA側は、指摘を受けた画像や記事は削除していたが、「プロ責法(プロバイダ責任制限法)の適用により、法的責任が免除されることを意識した」対応をとっていたという。 一般に、ウェブサイト運営者は、プロバイダ責任制限法によって、法的な責任が免れるケースとそうでないケースがある。そもそも、どんな場合に適用されるのだろうか。DeNAのように「不適切な」対応が
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