資生堂と日本マイクロソフトは10月7日、ビデオ会議中の顔に自動でメイクを施したり顔色補正を行ったりできるアプリ「TeleBeauty」(テレビューティー)を開発したと発表した。9月から10月にかけて、賛同法人や日本マイクロソフト社内で試験運用を行う。その後の展開は現時点で未定。 ビデオ通話などで、画面上に映った顔の動きに連動しながらメイクを合成できる技術。メイクの種類は「Natural(自然なメイク)」「Trend(2016年の流行)」「Cool(シャープ)」「Feminine(かわいらしい)」の4種類。カメラの性能や照明環境、服や背景の色などによって顔色が悪く見えることを避けたり、顔の毛穴やしわ、くまなどを自然にぼかす補正機能なども搭載する。 資生堂によれば、働き方の多様化が進む中、テレワークや在宅勤務中の女性が外出しないにもかかわらずオンライン会議のためにメイクをするケースがあるという