「TAMはどの程度だとよいのか」と聞いてくれる起業家が時々いる。TAMとは「Total Addressable Market」の略で獲得可能な最大の市場規模、つまり商品・サービスの総需要のことだ。この10年で急速に浸透した起業家と投資家の共通キーワードだ。サービスや会社が、どの程度まで成長するかを決める要素のひとつである。将来の売り上げ規模が50億円か1兆円なのか、天井の高さを表す数字とも言
起業して8~9カ月以上経ったスタートアップと話をする時、私がまず知りたいことは大抵同じだ。経費が一定で収益成長率が過去数カ月と同レベルだとして、手元の資金で利益を上げているか。 よりドラマチックな表現をすれば、デフォルトの状態だと生きているのか、デフォルトで死んでいるのか、ということである。 驚くべきことに、創業者自身がそれをわかっていないことが多い。私が話をする創業者の半数は、自分たちがデフォルトで生きている状態なのかデフォルト死んでいる状態なのかを理解していない。 自分もその1人だという人は、Trevor Blackwell が作成した便利な計算ツールを使って調べてみてほしい。 スタートアップがデフォルトで生きているのかデフォルトで死んでいるのかをまず知りたい理由は、その答えによって以後の会話が変わってくるからだ。自社がデフォルトで生きている状態である場合、今後の野心的な新ビジネスにつ
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