居場所とは何か?こども食堂や学習支援スペースなどは「子どもの居場所」と言われる。 居場所とは何か。 自分のいる場所を指すこともあれば、得意分野などを指すこともある。「〇〇が私の居場所になった」などという用法もある。 ある場所が誰かにとっての居場所になるかどうかは、もともときわめて個人的・私的なものだったが、近年では「高齢者の居場所」「子どもの居場所」と、集団を対象とする場の呼称としても使われる。その場合には、孤立防止といった公共的機能を担う場という意味がある。 聞こえのよい言葉だが、用法が広く、今一つつかみどころがないと感じる人もいるのではないか。 どういう条件を満たし、何が提供されれば、そこは居場所になりえるのか。 「居場所」の今日的用法を踏まえつつ、その意味するところを、子どもの貧困問題から考えてみたい。 「子供たちの居場所となる拠点を整備する」と謳うポンチ絵(「子供の未来応援基金 生
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