女性の月経前症状の重さ、「指の長さ」と相関関係？：朝日新聞デジタル
出生前に胎内で浴びる男性ホルモンが多いほど、女性の月経前症状が重くなる可能性があることが、和歌山県立医科大の研究でわかった。金桶吉起（よしき）教授＝神経生理学＝や学生らでつくる研究チームが、今年９月にスイスの学術誌で発表した。 月経前症状は、腹痛や頭痛、イライラなど月経前の３～１０日間続く様々な身体的・精神的症状のこと。成人女性の９割以上が経験しているといわれ、治療が必要なほど重い場合もある。症状の程度は人によって様々だが、なぜ症状の重さに個人差があるのかが分かっていなかった。 研究チームは「出生前に浴びた性ホルモンが、症状の重さに影響しているのではないか」と仮説を立て、性ホルモン量の推定に使われる右手の薬指と人さし指の長さの比率（指比）に着目した。和歌山市内の女子大学生４０３人の指比を調べ、症状に関するアンケートを実施した。 その結果、右手の薬指が人さし指に比べて長いほど、諸症状が重くな
ノーベル賞 日本人の受賞は？｜NHK NEWS WEB
ことしも来週１０月３日からノーベルウイークです。ノーベル医学・生理学賞が３日、物理学賞が４日、化学賞が５日と各賞が相次いで発表されます。去年は、医学・生理学賞で大村智さん、物理学賞で梶田隆章さんと日本人研究者２人が相次いで受賞。２人の業績に世界的な注目が集まりました。 各賞の中でも初日に発表される医学・生理学賞は、私たちの生活を大きく変える事も多い賞ですが、今、世界では、どのような研究が注目を集め、ノーベル賞の候補として有力視されているのか。「ｉＰＳ細胞」の開発でノーベル賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授へのインタビューをもとに解説します。（京都局 春野一彦記者） ノーベル賞の選考は、世界中の研究者に推薦依頼を出すことから始まります。推薦依頼が来るのは、歴代のノーベル賞受賞者や各国の医学部の教授など。ここで推薦されないと候補者になることができません。推薦は毎年１月末に締め切られ、その年の
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