バカは高いところが好きというが、僕はもちろん好きだ。さらにいうと、高いところから飛び降りるのが好きだ。鳥のように飛びたいとかそういうのじゃなくて、ただ高いところから落ちていきたい。僕の身体は地球の引力には到底逆らえなくて、物理法則の言われるがまま墜落していく。そういう大きなものに、この身を委ねる快感がたまらないのだ。 岡田悠 夜は旅行記やエッセイを書き、昼は会計ソフトを作ってる人。2019年、noteに投稿した「経済制裁下のイランに行ったら色々すごかった」と「近所の寿司屋のクーポンを記録し続けて3年が経った」により、一躍“イランと寿司の人”となる。好きな会計用語は旅費交通費。 Twitter/note 飛び降りたい人生 小学校の時、校庭のフェンスから飛び降りた。足をくじいた。でも痛くはなかった。それよりも興奮というのか、高揚というのか、自分の細胞が身体中を這いずり回っているような、そんな激
![高さ233m。世界最高クラスのバンジーから飛ぶと、人間の身体はどうなるか?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d3fc290103c08bd8ccd96186daa72b4d384881cd/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnl%2Farticles%2F1905%2F10%2Fcover_news010.jpg)