現代のPCゲームにとって、もはやSteamを始めとしたダウンロード販売サービスはなくてはならないものとなっている。便利で安価なことは確かだが、小規模なインディーズ開発陣にとって容易に流通経路を確保できる点でも、大きな魅力がある。 しかし、このダウンロード・サービスに大きな影が差している。それはダウンロードサイズの肥大化だ。今のAAA級では、数十ギガバイトレベルのサイズのタイトルは珍しくなく、それがゲームの技術的進歩に必要だとしても、多くのゲーマーのユーザビリティを削いでいるのではないか。 一方で、ゲーマー側のハードはどうか。ハードディスクのような記憶媒体を拡張するには限度があり、ダウンロードに使用する回線速度の改善は困難で、しかもユーザーの住居によっても左右される。つまり、ゲームの肥大化に対して、一部のユーザーが打てる手立てが少ないのだ。 ダウンロードサイズの肥大化は、AAA級パブリッシャ
国内最大級のイラストコミュニケーションサービス「pixiv」。そのUIデザインを手がけるのが横野巧也さん。高校卒業後すぐにアニメーション制作会社へ就職するも、すぐに帰省。そのままニートとなり、気づけばインターネットの世界へ……。以後10年間、インターネットにどっぷり浸かった日々を過ごしてきた横野さんだが、ピクシブに入社してからは、リアルな世界に面白さを感じるようになってきたのだとか。一体、何が横野さんを変えたのだろうか。 インタビュー・テキスト:村上広大 撮影:すがわらよしみ 高卒・未経験で飛び込んだ、アニメ制作の世界。そしてニートになる。 ―現在、ピクシブでUIエンジニアをされているということですが、もともとイラストが好きだったりしたんですか? 横野:小さい頃から絵を描くのが好きで、小学生のときも漫画家になりたいと言っていたんです。親にダメもとで「漫画を描くようなペンが欲しい!」って言っ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く