世界中の誰もが気づく前に、アリゾナ州に住む14歳の少年が、友人とゲーム「フォートナイト」をプレイしていたときに、Appleのビデオ通話アプリ「FaceTime」のバグを発見した。 Michele Thompsonさんの息子であるこの少年は米国時間1月19日、友人とFaceTimeでグループ通話を始めた。オンラインゲームをプレイしながら会話するためだ。少年が1人の友人を追加したところ、その友人がまだ通話に応答していないにもかかわらず、その友人のスマートフォンを通して会話が聞ける状態になった。 少年はまず、弁護士である母親にバグを知らせた。母親は、バグが広く知られる前のこの1週間、Appleに警告しようと努力したという。 Appleユーザーは、「iPhone」「iPad」「Mac」など、グループFaceTimeが使える任意の端末を、基本的に盗聴器にしてしまうことのできる深刻なセキュリティホール