「大きさのちがう3つの正方形をならべた形の面積を答えよ」――小学校4年生の算数の問題が簡単そうで意外に難しいとTwitterで話題になっています。 この問題は小学校の宿題なのだそう。小さめの正方形、大きい正方形、中くらいの正方形がくっつけられて並んでいます。正方形の面積を求めるには一辺の長さがわかればいいのですが、この図ではぱっとわかりません。 多くの人が、いちばん小さい正方形の一辺を「x」と置いて解いたようです(中には連立方程式や和差算を使った人も)。しかし、これは小学校4年生の問題。小3の時点で(いわばxの代わりの)「□を使った式」というのは習ってはいるのですが、できるだけ文字や記号は使いたくないものです。 というわけで、中学受験向け学習塾・日能研で1回だけ全国1位をとったことのあるライターが、この問題を解説してみます。ちなみに図はざっくり書きました。 この図だと一見よく分からないので