例えばスマートフォンを通じてさまざまなサービスにアクセスするという文化が、若者を中心に既に定着しており、ゆうちょ銀行にとっても大きな可能性のある市場として存在している。そしてQRコード方式を選んだ理由として、導入コストやクレジットカードのような専用端末が不要であり、企業ユーザーにとって導入しやすいという点を挙げている。スマートフォン市場をターゲットにする以上、それを必須とするQRコード方式の選択は自然な流れで、国を挙げてのキャッシュレス化推進の中で、これをバックグラウンドにした“追い風”のようなものへの期待も当然含まれているだろう。 今回ゆうちょPayを展開するパートナーとしてGMO-PGが選ばれ、同社が推進する「銀行Pay」グループの一員となった。問題は、なぜ銀行Payを採用したのかという点だ。 「組む相手にこだわりはなかったが、できるだけ早くサービスを提供したいという思いがあり、当時既
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