西日本豪雨の被災地などで、災害時用の無料Wi-Fi「00000JAPAN」が提供されている。ただ、通信内容が第三者に盗聴されるリスクがあるため、「緊急時のやむを得ない安否確認や情報収集のみに利用してほしい」と内閣府が注意を呼び掛けている。 西日本豪雨の被災地などで、災害時用の無料Wi-Fi(統一SSID)「00000JAPAN」(ファイブゼロジャパン)が提供されている。ただ、通信が暗号化されておらず、同名のSSIDを設定したなりすましも可能。通信内容が第三者に盗聴されるリスクがあるため、「緊急時のやむを得ない安否確認や情報収集のみに利用してほしい」と、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が注意を呼び掛けている。 「00000JAPAN」は、大規模災害時に無料開放する災害用統一SSIDとして2014年に世界で初めて策定。冒頭に「00000」を付けてSSIDの検索結果上位に表示されるよ