TSKaigi 2025 での発表資料です - スピーカーノート リポジトリ…

TSKaigi 2025 での発表資料です - スピーカーノート リポジトリ…
この本は、ブルーベリー本の 8 章からインスパイアされて、 TS の型が示す情報から Promise というものを理解してみる、というアプローチで書いたJSの非同期処理の解説です。 これらの資料と合わせて読むことを推奨します。 JSのイベントループのイメージを掴む JSでは中々意識することが少ないですが、正しく理解するには OS レベルのスレッドの視点で考え始める必要があります。 ブラウザや Node.js では一つのスクリプト実行単位を1つのスレッドに割り当てます。それをメインスレッドと呼んだり、ブラウザだったら UI スレッドと呼んだりします。 例えばブラウザでは、これは秒間60回、つまり 16.6ms ごとにループを呼び出します。(node だったらこれがもっと短いです) 仮に setTimeout の実装がなかったとして、それ相当の擬似コードを書くのを試みます。 let handl
ウェブサイトのテスト自動化やスクレイピングに利用されるPuppeteerやPlaywrightといったライブラリを使うと、ChromeやFirefoxなどのGUIを備えるブラウザなしにウェブサイトの情報を取得することができます。そんなPuppeteerやPlaywrightのコードを「ブラウザの操作」から逆に取得できるのが、Chrome拡張機能の「Headless Recorder」です。 Headless Recorder - Chrome ウェブストア https://chrome.google.com/webstore/detail/headless-recorder/djeegiggegleadkkbgopoonhjimgehda Headless RecorderはChromeウェブストアで配信されているので、上記のURLにChromeでアクセスして「Chromeに追加」をクリッ
JavaScriptで非同期処理をasync/awaitを使って同期的なスタイルで書いていると、すべてのコードをそのスタイルで統一して書きたくなる。なので非同期処理を開始して実行を明け渡したいときはもちろんawaitを使うし、非同期処理に失敗したときはtry-catch構文で例外ハンドラに制御が移るようにする。ただ、同期的なスタイルで書けない処理が存在するために、どうしてもすべてを統一することはできない。Direct styleで書けないcontrolは継続渡しスタイル(CPS)を使って書くしかないからだ。 JSの場合でいうと、並行制御周りがそれにあたる。Promise.all() や Promise.race() などは対応する構文がJS側に存在しない。 例えば Promise.all() に対応する awaitall みたいな構文が言語側に欲しくなる。こんなふうに: const [x,
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く