日本のデパート、家電量販店、ドラッグストア、衣料品店を歩いているとき、スマートフォンを操作しながら買い物をする中国人を見かけたことはないだろうか。そのなかに「ソーシャルバイヤー」と呼ばれる人たちがいる。何をしているのか? 彼らは中国で暮らす顧客とのSNSのやりとりをもとに代理で購入しているのだ。ビジネスが成り立つ背景は何なのか。どんな人がやっているのか。現場を追った。(取材・文:高口康太、撮影:塩田亮吾/Yahoo!ニュース 特集編集部)
![日中を代理購入でつなぐ――中国人「ソーシャルバイヤー」たちを追う - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c4176a89939765ed0008002dbbdc1cd169bb32b5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews-pctr.c.yimg.jp%2Fr%2Fiwiz-tpc%2Fimages%2Fstory%2F2019%2F6%2F11%2F1560236622_1560236609_032_SocialBuyer_Images-x828-y552.jpg)
突然ですが、「世界三大ベイエリア」と言われる大都市圏はどこかご存じですか?答えは、東京、ニューヨーク、サンフランシスコです。ところが、いま、この世界三大ベイエリアをはるかにしのぐプロジェクトが中国南部で進んでいます。その名も“グレーターベイエリア”=「大湾区」構想。広東省の広州や深※センなど9つの市に香港とマカオを加え、人口7000万近い大都市圏を構築するという野心的な計画です。中国の習近平指導部は、高度な自治が認められている香港とマカオを取り込み、地域の一体化と経済発展の「一石二鳥」を狙っていますが、警戒感も広がっています。(※「土」偏に川)(香港支局記者 若槻真知/広州支局記者 馬場健夫) この秋、中国南部に2つの大型インフラが完成し、中国政府が国家の威信をかける大湾区構想が本格的に始動しました。 まず9月23日に広東省広州と香港を結ぶ、全長142キロの高速鉄道が開業。これまで2時間余
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く