TypeScript2.6が出たので変更点を記載 RCからほぼ変更点がない。 Strict Function Typeフラグの導入 --strictFunctionTypesというフラグが導入される。 このフラグは--strictフラグに内包されており、--strictの場合は自動でONになるが、 --strictFunctionTypesをfalseにすることで個別にOFFにすることもできる。 動作 関数の引数に対するVarianceの動作を変更する。 TypeScriptの関数のVarianceについては以前下のスライドで説明したので参照。 speakerdeck.com 今回の--strictFunctionTypesフラグがONになると、関数がBivariantではなくてContravariantになる。 つまり以下のような代入が許可されなくなる。 class Animal { .