サポートが終了した日本製の古いブログ作成ツールが狙われ、Webサイト改竄が相次いでいます。被害者や加害者にならないため、新しいツールへ速やかに移行することを推奨します。 インターネット上には数多くのWebサイトがあります。一方で、管理が甘いWebサイトをこっそり改ざんして悪事に利用する犯罪者も活発に活動しています。日本における被害も昨年から増えており、注目を集めています。被害サイト数は、カスペルスキー日本法人が確認しているだけでも、2014年1月から3月までの3か月間で2,800件以上にのぼります。 世界的に広く使われているブログ作成ツールといえばWordPressですが、その脆弱性を悪用した改ざん被害は数多く報告されています。日本で広く使われているWeb Diary Professional(以下、WDP)もこうした被害の例外ではなく、WDPに潜在する問題を悪用した改竄が最近目立って増え