DDDでは 集約 = トランザクション境界 でなければならないので、 複数の集約をまたがるデータの永続化処理は結果整合性になる。 なぜ集約をまたいでトランザクションをかけてはいけないのかというと、 集約で「データの一貫性の境界」を表現するため。 なので、集約同士はデータの一貫性を保証しない = 結果整合性 ということになる。 集約がトランザクション境界ではない場合はどうなるのかというと、「データの一貫性の境界」がドメインレイヤで表現できなくなる。 あるときは 集約A, 集約B が一緒のトランザクションで登録され、 あるときは 集約A, 集約B, 集約C が一緒のトランザクションで登録される、というケースがあると、 「データの一貫性の境界」はアプリケーションレイヤのトランザクション開始から終了までのコードで表現されてしまうので、 それぞれの集約がどの粒度で一貫性を保たれるのかが分からなくなる