ローソンは2017年11月からPOS(販売時点情報管理)レジの刷新を始めた。2018年3月上旬までの導入店舗数は約250店。セブン-イレブン・ジャパンやファミリーマートに比べればまだ台数は少ないが、2019年2月末までに全国約1万3000店、3万2000台の置き換えを済ませる計画である。 レジの刷新は約10年ぶり。投資額は非公開である。 ローソンはセブン-イレブンやファミリーマートとは根本的に構造が異なるフルタッチディスプレーのレジを採用した。コンビニ大手としてフルタッチの全面採用は初めてのことだ。15.6インチの縦長ディスプレーを店員側と顧客側に2面配置したレジを、NECと共同開発した。 レシートのプリンターや決済端末は外付けであり、新たに自動釣り銭機をレジ下の棚に配置。レジに物理的なキーは一切無く、全てをタッチディスプレーで操作する。機器コストは従来よりも、やや高くなった。 新構造でカ