ビジネスや世の中のことももっと勉強したい、でもコードを書く時間は減らしたくない!そんなエンジニアに、10分で読める要約版でオススメ書籍を紹介します 「エンジニアリングは問題解決である」とはよく言われるところだが、より本質的な仕事をするためにはそれ以前に適切な問題の発見ができる必要がある。小手先のテクニック論ではなく、そもそも「問い」とは何かから論じる本書は、あらゆる場面に通じる本質的な問いの立て方へと読者を導いてくれる。 『問いの立て方』 著者:宮野公樹/出版社:筑摩書房/定価:780円(税別)/出版日:2021年2月10日 Book Review 誰かに指示されたまま受動的に行動するのではなく、自主的に課題を設定して問題解決や探究を実践する――このような能力が、近年ではより強く求められるようになった。巷では、そのためのさまざまな方法論も提案されている。だが本書が提示するのは、個別の方法論