『ボーはおそれている』を観てきました。 いいですね、中年にとって帰省がいかに恐怖かを体感する3時間。あまりにも身につまされるので大爆笑でありました。 www.youtube.com 不安のあまり「不眠のせいで朝寝坊したりして」とか「鍵盗まれたりして」とかちょっと嫌なことを考えると全部本当に起こるんだけど、ボーさんは最初から薬物中毒なのでどこからどこまでが現実の世界なのかが観てても全然わからない。 住んでるアパートの一帯は完全に薬物中毒者のスラムで、一歩外に出ると画面の隅々で嫌なことが起こっており、どこで誰が何をやってるのか全然把握しきれない悪魔的祝祭感ががとってもアリ・アスターでありました。嫌楽しい。 しまいには「天井におじさんいたりして」「ママが怪死したりして」とか不安の方向性に謎のクリエイティビティが発揮されてくるところも、気の毒なんだけどちょっとばかりかわいいですね。 艱難辛苦を乗り
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