日銀がマイナス金利導入を決定 日本銀行は本日の金融政策決定会合で、金融機関が保有する日銀当座預金に0.1%のマイナス金利を適用することを決めました。 為替は円安、株式市場は一時はマイナス圏に入るなど大きく乱高下しながらも、最終的には476円高(2.8%上昇)となる大幅高になりました。マイナス金利は債券市場の低金利化を促し(日本国債は一瞬で中期ゾーンまでマイナス金利化した)、相対的に株式市場の魅力が向上する上に、企業業績にもプラス面が多いため、妥当な反応でしょう。 しかし、こんな日に銀行株は-2.3%と大きくマイナス。(今回導入された)マイナス金利とは銀行の日銀への預け入れ金利を指すため、それがマイナスになった以上は銀行の負担増のため極めて自然な反応。でも、マイナス予想は他にもいろいろあって、結構面白いので背景を詳しく書いてみます。 目次 日銀がマイナス金利導入を決定 今回導入されたマイナス