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ブックマーク / blog.livedoor.jp/beziehungswahn (2)

  • 恐怖のアルコール その2 (VB1の大量投与も効かないかもしれないアルチュハイマー病) : 場末P科病院の精神科医のblog

    6月3 恐怖のアルコール その2 (VB1の大量投与も効かないかもしれないアルチュハイマー病) カテゴリ:アルコール認知症 (前回の続きである) 当院には40歳前にアルコールにて認知症となり、未だに入院している男性が数名いる。どの家族も引き取りを拒否し、だんだんと家族も亡くなっていき、入院期間は長い人では30年近くになるだろうか(さすがに場末の病院だけのことはある)。入院後の記憶は一切ないようなのだが、ある時点から前の過去の記憶だけは保たれており、診察時に「お母さんに会いたいです」としか毎回言わない。言うのはそれだけである。母はかなり昔に亡くなったのだが。何回か母が死亡したという事実は伝えたはずだが、「ああ、そうですか」と悲しそうな顔もせずに、数日後には再び「お母さんに会いたいです」。 なぜ自分が入院しているのかも、自分が誰なのかも分からない。あるのは子供の頃の記憶だけのようだ。彼の時間は

    恐怖のアルコール その2 (VB1の大量投与も効かないかもしれないアルチュハイマー病) : 場末P科病院の精神科医のblog
    kyokuheki
    kyokuheki 2019/04/13
    この話面白くて何度も読んでしまう
  • 恐怖のアルコール その1 (酢を昼間から飲んでいた酒豪のクラスメートの謎がようやく解けた) : 場末P科病院の精神科医のblog

    5月31 恐怖のアルコール その1 (酢を昼間から飲んでいた酒豪のクラスメートの謎がようやく解けた) カテゴリ:アルコール認知症 大学時代に酒豪のクラスメートがいたが、彼はよく酢を飲んでいた。彼の机には酢の瓶がいつも置いてあり、コップについではガブガブと飲んでいた。彼が言うには、酢がすごくうまいのだという。しかも酢を飲むと集中力が高まり勉強がはかどるのだという(そんなことあるかいな)。 しかし、この謎が30年以上も経ってようやく解けたのであった。アルコールを飲み続けると、脳の神経細胞はアルコールの代謝産物である酢酸ばかりをエネルギー源として利用するように変化してしまうという論文が出たのである。彼は、ブトウ糖よりも酢酸を好んで消費するようになった脳の命令に従って、昼間から脳のエネルギー源として酢を好んで飲んでいたのだ。今、ようやくクラスメートの謎が解けたのであった。 ヘビードリンカーの脳は酢

    恐怖のアルコール その1 (酢を昼間から飲んでいた酒豪のクラスメートの謎がようやく解けた) : 場末P科病院の精神科医のblog
    kyokuheki
    kyokuheki 2017/12/18
    なんども読んでしまう。面白い。酢が苦手なので、まだこの域には達していないはずだ。 飲み会がないとすると週に25ドリンクくらいかな。ビール1本、ワイン2杯とかだから。
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