夕方の一陣の風に秋を感じる今日この頃、皆様いかがおすごしでしょうか。 私事で恐縮だが、今年とうとう浴衣を買った。数年来欲しかったにもかかわらず買う踏ん切りのつかぬまま夏を越していたのだが、とうとう えいやっと買ってしまった。今年はこれで花火見に行くぞ、お祭りに行くぞ―。 で、手元には現在、ほぼ袖を通していない例の浴衣がある。そう、今年は買った「だけ」。やっぱり一度も着て出なかったのだった。 このままでは終われない夏もある。そう思った筆者は、前から気になっていた「あれ」をやってみたいと思った。そう、着物で「あ~れ~」である。 (乙幡 啓子) 進化する「あ~れ~」を目指して TVのコントではすっかりおなじみのあのヒトコマ。 「ふっふっふ、苦しゅうない、近こう寄れ」 「お代官様、おたわむれを!あ~れ~・・・・」(帯解かれてくるくる回るおなご) いつからあのコントが一般化したのかは知らないが、あの