京都市右京区京北の中江地区で始めた水稲のアイガモ農法が25年目を迎えた。現在は3農家が取り組み、安全志向の高まりから、無農薬の「あいがも米」も注目されてきた。今後は若手農家にも呼びかけ、消費者の要望に応えたいという。 アイガモは米栽培に天敵となる雑草や虫を食べる習性があり、除草や殺虫の手間が省ける。しかも排せつ物は肥料に、成鳥は食用となる。自然に優しい農法として中江農家組合が1994年に始めた。 田植えした後、ヒナを田に放ち、昼間に活動させて3カ月ほどで回収。ピーク時は9農家が取り組んでいたが、高齢化でメンバーは減り、今は3農家が計約1ヘクタールで行う。 農薬も化学肥料も使用しないため、人気が徐々に広がり、予約した人に限定して販売している。当初からのメンバー、杉本良雄さん(71)は「無農薬で持続可能な農業を目指すのが狙い。現状は維持しながら後継者を育てていきたい」と話す。 28日に行った「
滋賀県草津市の女性が、自閉症の長男(19)を主人公にした漫画「しょうちゃん 気ままな子育て日記」を刊行した。姿をくらますたびに探し回った苦労や、こだわりの強さを生かして料理の腕前が上達していく喜びなど、日々の暮らしを克明にユーモアを交えて描く。「子どもは勝手に育つ。大変なことばかりではないことを知ってほしい」と話す。 おがわ・フランソワさん(51)。草津養護学校を今春卒業し、甲賀市の通所施設「やまなみ工房」で仕事に励む長男翔陽(しょうよう)さんと大学生の長女の3人暮らし。漫画家のアシスタントなどを経て、現在は滋賀県内の福祉施設で働く。 漫画は多動の翔陽さんの乳幼児期から現在までの成長の軌跡を、かわいらしいタッチで描く。 小学部1~3年時にはオムレツ作りに励み、連日冷蔵庫内の卵を全て使い切ってしまった。家族が疲れていると包丁も使って食事を用意してくれたことに「この人本当は私のこと必要ないんじ
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