真っ青な秋空の中、京都上空を西から東に横切る何条もの飛行機雲(2018年10月8日午前10時半、京都市左京区下鴨東梅ノ木町) 好天に恵まれ、青空が広がった8日午前10時半頃、京都市上空を何条もの飛行機雲が西から東に横切る光景が見られた。 区民運動会が行われていた京都市左京区の小学校の運動場では、参加者らが「あれ何?」「うわ、すごい飛行機雲」などと言いながら空を見上げていた。 7日に山口県山口市のきらら博記念公園で全国都市緑化やまぐちフェアが開かれており、航空自衛隊の曲技飛行隊「ブルーインパルス」が展示飛行を行った。展示飛行の終了後、8日に宮城県の航空自衛隊松島基地に帰投する途中で、京都上空を通過した際、「スモーク」と呼ばれる煙を噴出したようだ。 【 2018年10月08日 19時00分 】
生徒が本を手に取りやすくなる仕掛けがいっぱいある図書館(京都府京丹後市久美浜・久美浜高) 京都府京丹後市の久美浜高が今秋、「第12回高橋松之助記念 朝の読書大賞」を受賞した。毎朝実践する朝読書や多彩な図書館活動など、本に親しみやすい環境づくりが評価された。29日に東京で贈呈式がある。 同賞は、出版取次会社トーハンの元社長高橋松之助を顕彰する記念財団が主催。全国の小中高や自治体、団体などから選考され、今年は3校と1団体が受賞した。府内での受賞は初めて。 同高は2003年から朝読書を段階的に取り入れてきた。08年からは授業前のホームルームを昼に変更し、読書時間を捻出し、毎朝実践している。 図書館では、生徒が3冊の本のタイトルで川柳を作ったセットを貸し出す「BOOKS川柳」や、図書の分類番号を利用したビンゴなど、普段は読まない本を手に取る機会を設けている。さまざまな企画展やワークショップ、館内の
10年前に廃業した銭湯を改装したレンタルスペース。9月のプレオープンイベントではボードゲーム大会が開かれた(京都市南区東九条中御霊町、写真上)、唐破風屋根が目を引く外観 京都市南区東九条中御霊町にあった銭湯「九条湯」が、廃業から10年を経て今秋、レンタルスペースに生まれ変わった。特徴的な外観や内装、浴場など昔懐かしい銭湯の雰囲気をほぼ残して改装した。関係者は「かつて地域の社交場だった場所。地元住民や観光客など誰でも気軽に訪れてもらえる施設にしたい」と話している。 九条湯は昭和初期に開業。唐破風屋根や格(ごう)天井が目を引く木造建築で、地域住民に長く親しまれたが、2008年に廃業した。 15年に現在の大家が建物を父親から相続。しかし、銭湯として再オープンするには体力、費用の両面で厳しく途方に暮れていたところ、知人を通じて、空き家の再活用を手掛ける「猪(いの)べーしょんハウス」(伏見区)に話が
#7119などで救急要請の緊急度を判断できるシステムについて協議する検討会のメンバー(京都市中京区) 京都府と京都市は、急な病気やけがに際し、救急搬送要請の必要性などについて助言する電話相談窓口「#7119」の導入に向け、検討を始めた。症状やけがの程度が軽いにもかかわらず救急車を呼ぶケースが府内でも相次いでいるため、救急現場の負担軽減や医療費の抑制につなげる。 府内の救急出動件数は2008年に11万2642件だったが、高齢化などに伴って昨年は2割増の14万244件となった。救急搬送者のうち入院の必要がなかった軽症者の割合は61%で、全国で2番目に高かった。 救急搬送要請の増加に伴って、08年に80隊だった府内の救急隊は88隊に増えた。救急現場の負担は大きく、市消防局では、消防隊員や事務職員を減らしてやりくりしているが「もう限界」(総務課)という。 相談窓口は、電話で#7119をダイヤルすれ
水木しげると日本の妖怪文化の関係について話す小松和彦所長(京都市下京区・龍谷ミュージアム) 龍谷大龍谷ミュージアム(京都市下京区)で開催中の秋季特別展「水木しげる 魂の漫画展」(京都新聞など主催)記念講演会が7日、同大学大宮学舎で開かれた。国際日本文化研究センターの小松和彦所長が「水木しげると日本の妖怪文化」と題して話し、約250人が耳を傾けた。 妖怪研究の第一人者で、生前の水木さんとも交流があった小松所長は「日本の妖怪文化史を語る時、水木さんの妖怪画はその最先端に位置づけられる」として、水木さんが特に江戸時代の妖怪画に強い影響を受けていたことを明らかにした。 その上で、水木さんが数々の妖怪画を模倣し、アレンジして自らの作品を作り上げた例を紹介し、「江戸の絵師の精神の継承者だった」と強調した。 一方、水木さんの作品の影響があまりにも大きいため、学術用語と通俗的概念の「妖怪」にずれが生じてい
出展予定の新作パン「玉鬘(たまかずら)」を持つ堀田勝史さん(京都市左京区・グランドプリンスホテル京都) 世界遺産の神社とパン。意外な組み合わせの催しに、3回で約10万人が足を運んでいる。上賀茂神社(京都市北区)の京都パンフェスティバル(京都新聞など主催)。今年も13、14日に開き、19店が参加する。なぜ神社でパンなのか。関係者に聞いた。 ■人集まる場、新作も続々 初日の朝、神社本殿で関係者が参拝と奉納を行う。参加各店はパン2個とともに参列、催しの無事を祈願する。 京都パンフェスティバルは2015年10月、同神社式年遷宮の奉祝行事として始まった。発案した同神社の元権禰宜・中野詔夫さんは「食の催しを」と考えていた。京料理の源が葵祭の神饌(せん)といわれるように、神社と京の食の結びつきは深い。その上で「神に奉る五穀には麦も含まれるし、いまやパンは米と並ぶ二大主食」とパンに焦点を絞った。 中野さん
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