唐揚げはやっているよね 小さな店だけじゃなくチェーン店も増えてきて、安くて手軽に美味しい。 唐揚げに関して個人的な感想でしかないんだけど、すごく貧乏くさい。 のり弁の次に貧乏くさい。 唐揚げが流行っていて唐揚げをありがたがる社会って、不況のどん底みたいな感じがして、辛い 極めれば唐揚げ道のような奥深いものなのかもしれないけど、なんか景気のいい名前とボリュームにしてくれたらなって思う
私は、1993年の1月に生まれた。1歳から大学までは、神戸市で生活していた。神戸はとてもいい場所だ。街の中心部である三宮はおしゃれな街で、大阪駅までも直通で30分。中華街で有名な豚まんを食べ、旧居留地の優雅な建築を抜ければ、港から海を見渡せる。中心部から少し足を伸ばせば、B級グルメを出す飲食店が立ち並ぶ下町の長田、六甲山の麓に日本屈指の酒蔵を擁する灘などにも行ける。どの地域も個性にあふれた「退屈しない街」だ。この街で人生の3分の2を過ごせたことを、私は幸せに思っている。 私が住んでいた地域には大学があった。このキャンパスは自然豊かなことで知られていて、敷地内に公園や池があったので、私は物心ついたときから時々家族とこの大学内を散歩していた。子どもだった私は漠然と、大きくなったら私もこんな学校で勉強するのかな、なんて思っていたものだ。 私が小学校にあがる前のある日、父とふたりで大学の中を歩いて
連休、祝日と終わって、今日はようやく休日だ。 俺はケーキを担当して作っている。しかし最近は売れ行きが芳しくない。 いつも上司に当たる人間から嫌味に近い叱責を受け、成果を出せと押し迫ってくる。 製菓は出していますよと俺は作成したケーキを差し出し上司はぽかんと間抜け面を露呈する。 何を言ってんだと血色の良い顔から口角泡を飛ばし、ケーキの上には雨が降る。 目の下にくまを作りながら俺は謝る。 マジパンのくまは目が空ろで、その目は空っぽ。 成果を出すために製菓を作り、製菓が好きだが成果に結びつかない。 いくらケーキをつくろうとも景気は良くならないし、見通しは甘くない。 俺は廃棄となったケーキをもぐもぐと咀嚼しながらこれを綴り、廃棄となったケーキは冷蔵庫を妊娠させたほどに詰まっている。 今日は一日、ケーキ三昧だ。 そして思う。俺、廃棄のケーキをすべて食べ終わったら仕事の今後について考えるんだ。 脂肪フ
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