千葉県の森田健作知事は3日、自民党を離党した。支部長を務めていた「自民党東京都衆議院選挙区第2支部」も2日付で東京都選管に解散を届け出た。 自民党衆院議員だった森田知事は、3月の知事選で「完全無所属」を名乗り初当選したが、自民党支部長として企業献金を受け取っていたことが当選後に発覚。市民グループが公職選挙法違反(虚偽事項の公表)容疑などで、千葉地検に告訴状を提出している。 都選管によると、森田知事側は、解散届とともに今年1月から7月2日までの政治資金収支報告書も提出した。報告書の内容は来年9月以降に公開される見込み。【奥村隆】