視聴率低迷で、半世紀も続いてきた老舗日テレのプロレス中継の打ち切りが決まった。プロレスは団体が乱立して分かりにくくなり、総合格闘技にも押され気味だ。力道山、馬場・猪木…とかつての熱狂ぶりを知る世代には寂しい限り。ただ、かすかに光明が差していると期待する向きもある。果たして、起死回生はなるのか。 「力道山の空手チョップ」世代、感慨しきり 「マット界は、無秩序状態、フリーマーケット状態ですね。自分がレスラーと名乗ったり、団体を作ったり、好き勝手にやっています」 長年プロレス業界に関わってきた関係者は、こう明かす。 プロレス興行、団体は今や、おびただしい数に上る。東京・新宿、新木場などに小さなリングがあり、そこでこの関係者が把握できないほどの試合数がある。ところが、数は増えたが、どれも盛り上がらない。 メジャーな団体も、盛り上がりに欠けるのは、例外ではない。 故・ジャイアント馬場が旗揚げした全日
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