2013年4月に亡くなったヤマグチノボルさんのライトノベル「ゼロの使い魔」(KADOKAWA)が、2月24日に発売される第22巻「ゼロの神話」でいよいよ完結を迎えます。これは、ヤマグチさんの遺したプロットを元に書かれたもので、著者名は“ヤマグチノボル”名義となっています(関連記事)。 2004年に刊行が開始された「ゼロの使い魔」は、平凡な高校生・平賀才人(サイト)が、異世界の少女・ルイズに召喚され、契約のキスにより“使い魔”として同居生活を始めるところから始まる異世界ファンタジー小説。 これまで4回にわたりテレビアニメ化されるなど、不動の人気を誇った作品でしたが、第20巻まで発刊されたところで作者のヤマグチさんが41歳の若さで亡くなってしまいます(関連記事)。その後、生前に遺していたプロットに沿って第21巻が発刊され、そして今回、最終巻となる第22巻が発刊されることに。サイトとルイズの物語
大和西大寺駅という、「あること」で人気の高い近鉄の駅があります。「大和西大寺駅の20分間」を図にしてその理由を分析したところ、いくつものポイントが見えてきました。 「パズル」のような大和西大寺駅 奈良県奈良市にある、近畿日本鉄道(近鉄)の大和西大寺駅。いまからおよそ1300年前に建設された平城京の中心、平城宮跡への最寄り駅として知られますが、鉄道ファンにも「あること」で人気が高く、テレビ番組『タモリ倶楽部』で採りあげられたこともあります。 交通の要衝らしく、駅名標や乗り換え案内板の文字数が多い大和西大寺駅(2016年12月、恵 知仁撮影)。 この駅が鉄道ファンの人気を集める理由は「平面交差」。近鉄の、京都駅と橿原神宮前駅を結ぶ京都・橿原線系統と、大阪方面と近鉄奈良駅を結ぶ奈良線が、この大和西大寺駅で交差するのです。 ただ、平面交差の駅は珍しくありません。なぜそこで大和西大寺駅は、特に注目さ
やまだ・あつし/1971年朝日新聞入社。青森・千葉支局員を経て経済記者。大蔵省、外務省、自動車業界、金融証券業界など担当。ロンドン特派員として東欧の市場経済化、EC市場統合などを取材、93年から編集委員。ハーバード大学ニーマンフェロー。朝日新聞特別編集委員(経済担当)として大蔵行政や金融業界の体質を問う記事を執筆。2000年からバンコク特派員。2012年からフリージャーナリスト。CS放送「朝日ニュースター」で、「パックインジャーナル」のコメンテーターなどを務める。 山田厚史の「世界かわら版」 元朝日新聞編集員で、反骨のジャーナリスト山田厚史が、世界中で起こる政治・経済の森羅万象に鋭く切り込む。その独自の視点で、強者の論理の欺瞞や矛盾、市場原理の裏に潜む冷徹な打算を解き明かします。 バックナンバー一覧 日本を代表する名門企業・東芝が崩壊の瀬戸際に追い込まれた。米国事業に隠されていた地雷「隠れ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く