高瀬 「今月(6月)16日、改正公職選挙法が公布されて、衆議院の小選挙区の区割りが見直されることになりました。 これによって、次の衆議院選挙が大きく変わることになります。 対象は、19の都道府県97の選挙区で、実に全体の3分の1にあたります。 このうち6県では、選挙区が1つずつ減ります。 この「区割り見直し」を、今日(19日)と明日(20日)2日連続で見ていきます。」 和久田 「過去最大の規模となった見直し、その目的は『1票の格差』を縮めることです。 見直し前は、最大2.176倍でした。 これは、最も人口の少ない選挙区の1票が、最も多い選挙区の2票分以上の価値を持つことを意味します。 こうした格差について最高裁判所は『違憲状態』だと判断しました。 これが、今回の見直しによって、最大で1.999倍に。 『2』を切ることになります。」 高瀬 「この2倍を切るために大幅な見直しをしたことで、これ
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