2023年12月20日のブックマーク (2件)

  • 感情移入の願望器としてのフリーレン、ぼっちちゃん、魔法少女 - シロクマの屑籠

    俺は「フリーレン=自分がまだ年老いたり死んだりするところをリアルに想像できない10代の人間をマンガ的に変換したキャラ」だと思っているので、大いの描写もじつに理にかなったものであるように感じる。— Rootport🧬 (@rootport) 2023年12月17日 『孤独のグルメ』のゴローちゃんのこともありますので、大いであることは若さと絶対に結びついているわけじゃないでしょうけど、でも十代の人間もそうしてフリーレンに「入っていける」としたら結構なことだと思います。 これに先立つ数週間前、ツイッターで伊藤剛さんがおっしゃっていた内容をひいて「フリーレンは高齢オタクをひっかけるフックがすごい」的なことを書きましたが、今度はRootportさんが十代の人間とおっしゃっていました。これらに関してneoMIO㌠さんは、 >俺は「フリーレン=自分がまだ年老いたり死んだりするところをリアルに想像で

    感情移入の願望器としてのフリーレン、ぼっちちゃん、魔法少女 - シロクマの屑籠
  • 星テレ11話感想「関係性が悪くなると修復する努力をせず全てを切って捨て孤独に陥ってきた女、それでも手を伸ばしてくれる友に出会えて承認の喜びを得る」 -

    自分の価値を証明しないと居場所にいられないと思い込み勝手に自滅した女の存在そのものを肯定し救済する話。 雷門マタタキは理工系の知識と工作スキルに自信がある少女であり、それを存在証明の手段として依存していた。 つまりは技術屋の自分がアイデンティティの根拠であったのだが、技術や能力と云ったものは上には上がいる。 それ故一度負けるとプライドは粉々に打ち砕かれ、自分は技術があるから必要とされているという拠り所がなくなる。 そんなマタタキの心境を理解できるのは、自分に価値が無いため居場所が無いと思い込んでいた海果だった。 有能なマタタキと無能な海果という対の存在であったため、無能になったマタタキの心情を誰よりも分かったのだ。 価値を媒介とする人間関係が解消され、雷門マタタキという一人の存在として無条件に承認された瞬間であった。 自分の居場所が無いと感じていた海果だからこそ、居場所にいられないと思い込

    星テレ11話感想「関係性が悪くなると修復する努力をせず全てを切って捨て孤独に陥ってきた女、それでも手を伸ばしてくれる友に出会えて承認の喜びを得る」 -