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  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) 『魔法使いの嫁』はハーレムものでもあるのではないか

    『魔法使いの嫁』は偽装ダークではないか。 今季は『魔法使いの嫁』が他を圧している。作劇がしっかりした唯一の物語である。進捗とともにチセと周囲の人間関係は変化する。受容され成長して家族になっていく姿がある。 残りは芳しくはない。もちろんすべてが作劇重視である必要もない。物語として弱いから悪いわけでもない。ただキャラクターへの依存が多い。その点で観客を選ぶ。 『妹さえいればいい』や『うまる』はその代表だ。奇矯な登場人物を造り奇矯な行動で気を引く形だ。だがその世界は狭い。ネット、ラノベ、ゲームと若年読者視聴者の想像できる範囲を出ない。さらに奇矯さもその想像範囲での奇矯さでしかない。想定範囲を外れた視聴者にはリアリティが感じられない。だからお歯もあてない。 対して『嫁』の質は群を抜いて高い。もちろん魔法やその周囲世界は実世界そのものではない。だが、その中での人物の行動は実世界の人間の感情行動を反映

  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) イプシロン・ロケットに将来はない

    イプシロン打ち上げを祝うのもマヌケなものだ。 日、打ち上げに成功した件だ。仔細は「イプシロン3号機、打ち上げ成功 鹿児島・内之浦」で示すとおりである。 だが、そのイプシロンには全く将来性がない。打ち上げ重量あたりのコストは欧州のベガよりも高い。インド開発中のPSLVの4-6倍の価格。ペイロードあたりの単価が3-5万ドル/kgする。ちなみにベガは1.8万、PSLVは大型のアリアン5やH-2AB同様の6500~9500ドルだ。 それを言及せずおめでとうベースなのは迎合である。 ■ 日ロケットに未来はあると言い出す航空宇宙ホニャララ さらにいえば、イプシロンや日のロケット打ち上げに将来性があるといい出す航空宇宙ホニャララはもっと不思議だ。 例えば大貫さんの発言がそれ。 イプシロンは将来性があるという。開発費を付ければ勝てるという。 大貫剛‏@ohnuki_tsuyoshi とはいえ、PSL

    kyuusyuuzinn
    kyuusyuuzinn 2018/01/24
    ただの実験棟に9000億は確かに高いなあ。そのお金でザハ案の競技場を3つ作った方がまだ有意義だったかも。
  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) 小池知事は批判されるのが怖いので決断できない

    小池都知事は決断できない病ではないか? オリンピック施設移転はグズグズで終わり、豊洲も宙ぶらりんとなっている。 その中で病院移転を「現時点で白紙」としたといわれている。産経「小池都知事、大ナタ再び!舛添氏の肝いり…都立広尾病院移転計画『現時点で白紙』」がそれだ。 おそらく、これも決められずにグズグズとなるのだろう。決断すると批判をうけ、それにより支持を失うことを恐れるためだ。 ■ 判断できない病ではないか? 小池都知事は問題提起はできても判断はできない。そのように見える。 来、知事の仕事は決断にある。右行くか左行くかだけを決めるのがその立場だ。中身をゴチャゴチャするのは下僚の役割である。 調整のやり方もバルブの開け閉め程度のものだ。ある施策については促進か拒否か、つまりは蛇口を開くか絞るかである。方向性も漠然と示す程度である。 だが、知事はそれができていない。 発言をみてもそこには方向性

    kyuusyuuzinn
    kyuusyuuzinn 2016/12/28
    翁長知事が次から次へと国に対抗する作戦をぶち込んでくるのと比較すると、都知事の対応はどうも場当たり的に感じるのよねぇ。まともなブレーンとなる人が居ないんじゃないか?
  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) ストーリーは戦車のオマケ

    2012年冬コミの「まえがき」ですが、ナマモノなので開陳します。まず、ガルパンは駄目ですねえということです。 虚構性が高いこと自体は問題ではありませんが、虚構性の強い世界でドラマを成立させるための工夫は必要でしょう。『ガールズ&パンツァー』ですが、世評に反してイマイチな内容です。結局「何のために競技をやっているのか」「勝たないとどうなるのか」にリアリティがないので、感情移入ができません。 「勝てないと、学校が廃校になってしまう」だけでは、観客は勝負にハラハラできません。そもそも男を排除した学校・学園艦という虚構世界も「少女が戦車に乗って戦う戦車道」を作る理屈付けです。理屈付けの学校が廃校になる危機といっても、観客には危機感は共有できません。 ガルパンは戦車が動くさまを見て喜ぶものでしょう。戦車を見て喜ぶ客層がいる。その人たちは「女の子とメカと鉄砲」が好きでもある。だから、登場人物に少女を配

  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) メタハイ詐欺の片棒を担ぐ産経

    産経が再びメタンハイドレート詐欺に肩入れしている。「海底資源 「燃える氷」の真相」がそれだ。まずは頭が悪い新聞としか言いようはない。 全三回だが、それぞれともどうしようもないものだ。 ・「海底資源 『燃える氷』の真相(上)」は「メタハイを狙いで中国が世界征服をする。」 ・「海底資源 『燃える氷』の真相(中)」は「韓国が竹島のメタハイを狙っている。」 ・「海底資源 『燃える氷』の真相(下)」は青山繁晴ヨイショ。 といった噴飯ものである。 ■ 商業採掘の見込はない まず、メタンハイドレートに商業採掘の見込みが立たないことに気づいていない。現時点では継続的な試掘も難しく、成功しても商業ベースに乗る見込みはない。さらに言えば小規模商業採掘が可能となっても、海底パイプラインや液化施設等の輸送コストで実用化の見込みはない。 この状況で「メタンハイドレート採掘が実用化されたらどうなるか」で騒いでも意味は

  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) メタンハイドレート詐欺に似た海底レアアース

    海底レアアースも胡散くさいものだ。産経が海底レアアースを持ち上げているが、そこにはナショナリズムがあるだけで経済性の検討はどこにもない。資源安全保障と中国脅威だけを強調する点で、メタンハイドレート詐欺に似ている。 産経が3月30日と3月31日に「【海底資源「夢の泥」はいま】」として特集記事を組んでいる。 ・ 3月30日 斎藤浩「脱・資源貧国、日の切り札『レアアース泥』に中国の触手 南鳥島南方で探査契約」(3月30日) ・ 3月31日 斎藤浩「トウ小平の戦略・中国レアアース開発で荒れ果てた山に無数の酸溶液の池 住民は歯が抜け…陸上破壊進み海洋進出か」 ただ、どちらも中国をdisり、海底レアアースをヨイショしているだけである。実際に採掘ができるか、それが経済性を維持できるかといった検討がまったくない。 ■ 日中開発は競合しない 3月30日の記事「脱・資源貧国」で不思議な点は、日中開発が競合し

    kyuusyuuzinn
    kyuusyuuzinn 2016/12/27
    青山がSTAPで変なこと言い出した辺りから「こいつおかしい」って思ってたんで、やっぱそうなんだなという感が
  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) なんで松下政経塾を入れるのか

    世界遺産がどうなろうと知ったことではない。登録されなかったとしても誰かが生きる死ぬでもなくどうというものでもない。取り下げて今後は韓国の世界遺産登録に難癖つけて反対すればいいのではないかね。 ただ、日の世界遺産にその中に松下村塾が入っているのは気色悪い。 なんで萩が入っているのか? 中身を見ても、明らかに萩関連だけ格下にある。松下村塾、萩反射炉、美須ケ鼻造船所跡、大板山たたら製鉄遺跡、萩城下町。どれをとっても近代化遺産ではない。政治思想としての長州カルト産声の地みたいなものだ。 だいたい、反射炉なら佐賀や韮山、造船所なら桜島や戸田、製鉄施設なら高炉製鉄で鉄と呼ばれる銑鉄を作っていた釜石となるのではないか。 そもそも、萩城下町ってなんなのか。アレは長州カルトにとっての維新の聖地=革命の聖地であって、連中は実務は全然やっていないし、方向的にもやや離れている。思想的立場でいえば産業革命遺産と

    kyuusyuuzinn
    kyuusyuuzinn 2015/07/06
    イコモスが全ての施設に対して登録可の決定を出した時点で勝負は決まってた感ある。内閣府がかなり用意周到なプレゼンをやったんだろうなという印象。
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