ブックマーク / washiosumi.jp (1)

  • 『鷲尾須美は勇者である』公式サイト

    鷲尾須美(わしおすみ)は毎朝5時に起床すると、 裏庭の井戸へ行く。 そこの水で身を清めるのが日課だった。 冷たいが、心身は引き締まる。 その後は、徒歩で数十分の神社に赴き、祈りを捧げる。 境内の階段にいるとは仲良しだ。 心の中で勝手に名前までつけている。 帰宅してからは、朝の準備をする。 料理をする事が、彼女は好きだった。 「朝は、お米をべないと気がすみません」 そんな事を呟きながら、慣れた手つきで包丁を使う。 鷲尾家の両親は、朝が洋派だ。 それが娘の須美としては我慢できない。 己が、米と味噌汁こそ至高の朝という主義だから。 親の作るものに不満があるなら、 自分自身で責任を持って朝を作る。 真面目な彼女が出した明快な方針だった。 今では両親も、須美の作る朝を楽しみにしている。 洋派から和派に好みを塗り替えるという彼女の作戦は、見事に成功しつつあった。 「ご馳走様でした」

    『鷲尾須美は勇者である』公式サイト
    kyuusyuuzinn
    kyuusyuuzinn 2016/05/06
    “時代が時代なら、体罰問題に発展しかねない行為だが、今は全く問題は無かった。この時代は、過度で無ければ、体罰は許されている。” うわあ(ドン引き)
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