ブックマーク / www.gelifesciences.co.jp (3)

  • 生化夜話 第22回:イムノアッセイでイヌのアッセイ - RIAとEIA/ELISA

    イムノアッセイにもいろいろありますが、その中でも広く使われている古株となるとラジオイムノアッセイ(以下RIA)でしょうか。一定量の抗体に対して、放射性同位元素で標識した既知量の抗原と、調べたい抗原を含む試料を加え、抗体に結合していない標識抗原の量を測るという方法です(同じ抗体を奪いあうので、試料の中に抗原が多ければ多いほど、抗体に結合しない標識抗原が増えます)。 そのRIAは糖尿病の研究から偶然見つかった方法でした。 抗体なんです 糖尿病の主な原因については、これまでの多数の研究により、インスリンを分泌しているβ細胞の死滅、インスリン分泌低下、インスリン感受性低下など、はっきりしてきましたが、もちろん、これ以外の説も昔はありました。 ピッツバーグ大学のアーサー・ミルスキーは、インスリン分泌の問題ではなく、インスリン分解酵素によってインスリンが異常な速度で分解されているのが、糖尿病の原因だと

    生化夜話 第22回:イムノアッセイでイヌのアッセイ - RIAとEIA/ELISA
  • 生化夜話 第10回:ブロッティングとは呼ばないで - サザンブロッティング

    1960年代後半、エジンバラ大学、哺乳類ゲノムグループのピーター・ウォーカーのグループに、エドウィン・サザンという青年が加わりました。まだ、研究者にもゲノムという言葉があまり広まっていなかった時代のことです。 サザンによると、イギリスで最初の格的な分子生物学の研究室は、エジンバラ大学の分子生物学研究室だそうです。サザンが加わった当時、系統学的には近縁であるはずの生物でも、ゲノムのサイズは相当に異なる場合があることがわかってきており、その違いが何に由来するのかが分子生物学研究室で問題になっていました。 その原因の候補として挙げられたのが、サテライトDNAでした。サテライトDNAは密度勾配遠心で分離することができたので、その配列を解析することが、サザンの仕事になりました。 という具合に、もっともらしい説明ではありますが、サザンが後に書いているところによると、ゲノム中の特定の配列を分析する方法

    生化夜話 第10回:ブロッティングとは呼ばないで - サザンブロッティング
    kyuusyuuzinn
    kyuusyuuzinn 2015/09/14
    ブロッティングの開発者がたまたまサザンという名前だったから、その後出てきた似たような手法がウェスタンブロッティング、ノーザンブロッティングになったという話。; ノーベル賞もらうべき業績だよなあ。
  • 生化夜話 第31回:主語と目的語が逆でした - protein A

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