前記事「オリンピックのエンブレムはデザインワークのはじまり」は多くの方に読んでいただきました。ご意見としては、共感していただいた方が多く、うれしく思いました。こういう時期に、こういう内容を書くべきなのかは、とても迷うことでもありましたので。一方で、長野大会や招致活動のときは一般公募したじゃないかというご意見もあったので、少し補足しておこうかなと思ったのですが、書いているうちに長くなってしまって、長い蛇足は蛇であるかもわからないような気もして、控えていたのですね。そうしたら、意外なことに、あっさり決着がついてしまったようで、誰かの役に立つかもしれないので、とりあえず公開してみようかなと思います。 コンペのパターン コンペを制限をもうけない一般公募にするか、今回のように狭い範囲にするか、結果を広い範囲の多数決にするか、内部の狭い範囲での選考委員で決めるかには、以下のパターンが考えられます。 1