仕事にお酒は必要か――? 歓迎会をはじめ、飲み会が増えるこのシーズン。親睦を深めるための「飲みニケーション」という風習に賛否の声が上がることがある。とくにお酒が飲めない人には、仕事を取るかプライベートを取るか、悩ましく感じる人も多いだろう。 「酒を飲んで語り出すヤツに、ろくなヤツはいない」 ネオパリピ系漫才コンビ・EXIT(イグジット)のボケ担当、兼近大樹はお酒が大の苦手だ。チャラさをウリにしゃべくり漫才で笑いを取り、2019年のブレイク芸人として注目を集めているが、イメージとは裏腹に頭の中は真面目である。 上下関係の厳しいお笑い業界、先輩たちと飲みに行く機会も多いはず。そこで兼近に「お酒が飲めない芸人」の処世術を聞き出すべくインタビューを行った。 全然チャラくないマジレスの訴え、とくと聞いてほしい。撮影/すずき大すけ 取材・文/篠崎美緒 お酒を飲むと、ションテンガルサーなんです今回、兼近